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猫の健康診断の費用はいくら?必要性や検査内容などを徹底解説!|猫の保険

愛猫の健康を守るためには、定期的に健康診断に連れていくことが大切です。猫は、体調不良を隠そうとするため、病気の早期発見のためにも健康診断が欠かせません。子猫と成猫は年に1回、シニア期は半年に1回診断を受けましょう。

今回は、猫に健康診断が必要な理由や検査内容、費用目安などを解説します。猫が病院を嫌がる場合の対処法や、健康診断についてよくある質問も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

猫

猫に健康診断は必要?

猫、口


愛猫と長く一緒に過ごすためには、定期的に健康診断に連れていくことが大切です。
ここでは、猫に健康診断が必要な3つの理由を紹介します。

猫は歳をとるスピードが速い

猫は歳をとるスピードが速く、1歳で人間の18歳まで成長すると言われています。
成猫になると、1年に4〜5歳のスピードで歳をとり、シニア期を迎えるのです。

このように、猫の体は目まぐるしい変化を遂げており、それに伴って異常が起きてしまう可能性も十分にあります。健康診断に連れていき、異変に気づけるようにすることが大切です。

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猫は不調を隠そうとする

猫は不調を隠そうとする動物であるため、飼い主がなかなか異変に気づけない場合も多いです。

野生で生き抜いてきた名残から、敵に襲われないように人目につかない場所へ移動し、自分で体調不良を治そうとします。普段は甘えん坊な猫も、体調不良の際は飼い主から隠れることが多いです。

そのため、飼い主が体調不良に気づくのが遅れ、気づいたときにはかなり症状が進行してしまっていた、というケースは珍しくありません。

定期的に健康診断に連れていき、小さな異変にも気づけるようにしましょう。

病気の早期発見につながる

健康診断に連れていくことで、病気の早期発見につながります。

病気の種類にもよりますが、症状が軽いうちは、軽度の治療で済む場合が多いです。症状が進行するにつれて、治療にかかる期間や費用が増大し、完治が難しくなります。

愛猫の健康寿命を伸ばすためにも、そして飼い主の治療費負担を軽減するためにも、定期的な健康診断が必要です。

また、小さい頃から全身のデータを蓄積することで、過去のデータと比較して変化に気づきやすくなる、というメリットもあります。

猫の健康診断は何歳から?頻度は?

猫、診断


猫の健康診断は、0歳から可能です。子猫のうちは、健康診断によって先天性の病気を見つけられる可能性があります。

子猫と成猫については、年に1回健康診断に連れていきましょう。

シニア期は、半年に1回の受診がおすすめです。7歳の猫は、人間でいう50歳近くであり、何かと体の不調が増えてくる年齢です。シニア期は急速に加齢が進むため、半年に1回の健康診断で、少しでも早く異変に気づけるようにしましょう。

猫の健康診断の内容は?

猫、体重測定


猫の健康診断では、どのような検査が行われるのでしょうか。
細かい検査項目は、動物病院や猫の状況などによって異なります。
ここでは、主な検査内容について見ていきましょう。

1:問診

問診では、獣医師が飼い主に質問しながら、猫の状態を把握します。
変わった様子は見られるか、食事の量や回数、水を飲む頻度、排泄の状況などが聞かれます。スムーズに答えられるよう、普段から愛猫の様子を観察しておくことが大切です。

気になることがある場合は、問診時に相談しましょう。

2:身体検査

身体検査では、体温や体重の測定、視診、触診、聴診などが行われます。

視診とは、体全体を目で確認することです。被毛や皮膚、目や耳、口の中の様子などをくまなく確認し、異変がないかをチェックします。

触診は、体全体を細かく触り、痛がっている部分はないか、腫れやしこりはないかなどを確かめる検査です。実際に体に触れることで、視診では気づけなかった異変に気づける可能性が高いです。

聴診では、聴診器を使って体内の音を聴き、雑音が混ざっていないかを確認します。

3:尿検査

尿検査では、専門の検査機器を使って尿を分析し、タンパクの量やoH値、尿糖、細菌感染や結石の有無などのデータを確認します。

尿検査では、以下のような病気にかかっていないかを確認できます。

  • 尿路結石
  • 膀胱炎
  • 糖尿病
  • 腎臓病

4:便検査

便検査では、採取した便を分析し、腸内細菌のバランスや細菌、寄生虫、原虫の有無などを確認します。便に血が混ざっている場合は、消化管から出血していると考えられます。

また、便に異物が混入しており、誤飲や誤食に気づけることも少なくありません。誤飲や誤食の可能性がある場合は、一部が排出されず体内に残留している恐れがあるため、緊急で検査や治療を行います。

5:血液検査

血液検査は、採血を行ったうえで、血液中のすべての細胞成分を測定します。具体的な検査項目は、以下のとおりです。

  • 赤血球数(RBC)
  • 白血球数(WBC)
  • ヘモグロビン量(HGB)
  • 血小板数(PLT)
  • グロブリン数(GLOB)
  • アルブミンとグロブリンの割合(A/G比)
  • 血球容積比(血球容積比)

血液検査を行わなければわからない病気もあります。

特に、シニア期は甲状腺についての項目も分析してもらいましょう。シニア期は甲状腺機能亢進症を発症しやすくなり、発症の有無は血液検査によって確認できます。甲状腺についての検査はオプションであるケースがほとんどですが、愛猫の健康のためにも追加するのがおすすめです。

6:レントゲン検査

レントゲン検査では、骨の形や関節の状態、臓器の形などに問題がないかをチェックします。体の内部を確認できるため、視診や触診でわからなかった異変に気づける可能性があります。

レントゲン検査は、オプションで実施されることが多いです。

7:超音波検査(エコー検査)

超音波検査(エコー検査)では、臓器に異変がないかをチェックします。麻酔を使うことなく、体の内部をチェックできるのがメリットです。被ばくの恐れもないため、猫の体にかかる負担を軽減できます。

超音波検査によって、以下のような病気が判明することがあります。

  • 心臓病
  • 肝疾患
  • 膵炎
  • 甲状腺機能亢進症
  • 副腎皮質機能亢進症
  • 腸閉塞
  • 前立腺肥大
  • 結石

また、腫瘍や腹水、胸水についても確認できます。

レントゲン検査と同様、オプションであるケースがほとんどです。

猫の健康診断の費用の目安はいくら?

健康診断、イメージ


健康診断にかかる費用は、動物病院や検査項目数、検査内容などによって異なります。
1回あたり、5,000〜10,000円程度が目安です。オプションで検査項目を増やすことで、さらに費用が高くなることが多いです。

このように、健康診断にはある程度の費用がかかります。しかし、病気に気づくのが遅れた場合の治療費負担を考慮すると、毎年健康診断を受ける方が安くなる可能性が高いです。

猫が病院を嫌がり健康診断に連れて行けない場合の対処法・コツ

猫、キャリーケース


猫が病院を嫌がってなかなか連れて行けない場合、猫が嫌がらない工夫をしましょう。病院に行くのをつい後回しにしてしまうと、重大な体調変化に気づけないまま、症状が進行してしまうかもしれません。

愛猫を守るためには、飼い主が責任を持って健康診断に連れていく必要があります。

まずは、洗濯ネットに入れて落ち着かせてみましょう。大きくて網目が荒いネットに入れると、落ち着いてくれます。ネットに入れたままの診察も可能です。

キャリーは、上が開くタイプを使うのがおすすめです。横開きの場合は、獣医師が開けた瞬間緊張で飛び出したり、奥に逃げたりする可能性があります。上が開くタイプなら、上から持ち上げたり、キャリーに入ったまま処置できたりします。また、柔らかい素材でできたキャリーは、爪が引っかかってしまう場合があるため、プラスチック製の固いキャリーを選ぶのがおすすめです。

どうしても動物病院に連れていくのが難しい場合は、先生に相談してみましょう。写真や動画を使った診察や、自宅で採取した尿や便を使った検査に対応している場合もあります。

スムーズに健康診断に連れていくためには、日頃から外出やキャリーに慣れさせることが大切です。

猫の健康診断でよくある質問Q&A

猫、聴診器


最後に、猫の健康診断でよくある質問と回答を紹介します。

1:健康診断時、猫を動物病院に預ける必要はある?

健康診断にかかる時間は、検査内容や項目数などによって異なります。1〜2時間程度で終了するケースが多いですが、半日ほど猫を動物病院に預けなければならないこともあるでしょう。

そのため、健康診断に連れていく際は、猫の体調に問題がないかを確認することが大切です。

2:猫の尿・便の採り方は?

尿や便を飼い主が採って持参する場合、尿や便がついているトイレットペーパーや猫砂を持っていっても、正しい結果が出ない可能性があります。ほかのものやゴミがつかないよう、ビニール袋やプラスチック容器などに入れて密閉し、持っていきましょう。

専用のキットを使用して採取すると、うまくいきやすいでしょう。

尿を採取する際は、ペットシーツに染み込まないようペットシーツを裏返すのがおすすめです。2段のシステムトイレを使用している場合は、シーツを抜いておくと、そこに溜まった尿を採取できます。

尿や便は、採取してから時間が経つと、検査結果に影響が出る可能性があります。採取後、なるべくすぐに持参しましょう。保冷剤とともに持参するのがおすすめです。

3:猫の様子が病院と普段で変わってしまう場合はどうすればいい?

「動物病院ではなぜか痛そうな様子を見せない」「動物病院では頑なに患部を見せてくれない」など、猫の様子が普段と変わってしまうことも少なくありません。

気になる症状については写真や動画で記録しておき、診断の際に獣医師に見せることが大切です。正しい診断の助けとなります。

くれぐれも、「外では平気そうだから問題ない」と飼い主が自己判断するのはやめましょう。

4:健康診断の検査項目は子猫とシニア猫では違う?

子猫とシニア期では、健康診断の検査項目に大差はありません。しかし、適切な頻度が異なります。

子猫の間は年に1回、シニア期には年に2回の受診がおすすめです。シニア期は、特にさまざまな病気にかかりやすくなります。半年に1回の受診で、早期に病気に気づけるようにしましょう。

愛猫のもしもに備えて保険に加入しましょう

飼い主と猫


愛猫のもしもの事態に備えるためには、ペット保険に加入することがおすすめです。

ペットには公的な保険制度がないため、高額な医療費がかかる病気やケガの際も、全額飼い主が自己負担する必要があります。ペット保険に加入することで、万が一の事態にも安心して対応できます。

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まとめ

口を開ける猫


猫の健康を守るためには、飼い主が責任を持って健康診断に連れていきましょう。
健康診断によって病気を早期発見できれば、最低限の治療で完治させられる可能性が高いです。特に、猫は体調不良を隠す動物であるため、飼い主が異変に気づけていない場合もあります。子猫と成猫は年に1回、シニア期は半年に1回健康診断を受けましょう。

健康診断で病気が見つかった場合は、早期の治療が必要です。高額な医療費がかかることもあるため、万が一の事態に備えてペット保険に加入しておくこともおすすめです。