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猫の血尿の原因とは?予防法や病院に行くべき症状を解説

猫は、乾燥地帯に生息していたルーツがあり、さほど水分を補給しなくても体が機能する構造になっています。そのため、泌尿器系のトラブルが多く、飼い主さんを悩ませていると思います。

今回は猫の血尿をしてしまったときの原因や予防法、病院に行くべき症状を解説します。現在猫を飼われている方はもちろん、これから猫のお迎えを検討している方もぜひ本記事をご一読ください。

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猫の血尿の原因と考えられる病気は?

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おしっこは腎臓でつくられて、尿管、膀胱、尿道を通って排出されます。血尿が出ているときは、このおしっこの通り道のどこかから出血が起こっていると考えられます。では、血尿が出る病気にはどんなものがあるでしょうか?

オス猫にみられる原因

オス猫は、炎症によって残尿感や違和感があると、自分でペニスをなめすぎてしまいます。特に、猫の舌はとげのようになっているため、長時間なめると傷ができやすいのです。また、粘膜は小さな傷でも出血量が多くなります。

メス猫にみられる原因

犬と比べると一般的ではありませんが、細菌感染により、膣炎や子宮の炎症、子宮蓄膿症などを発症し血尿が出ることがあります。

オス猫とメス猫双方にみられる原因

血尿の原因の中で膀胱炎と尿道炎が、猫に最も頻繁に見られる病気です。これらの病気が起こる原因は、感染性、結石性、特発性の3つに分類されます。

感染性は、正常では無菌状態の膀胱に、尿道から細菌が侵入し、感染が起こるものです。結石性はミネラルを主成分とする結石が原因です。実際に、石が形成される場合もあれば、石にはなっていないものの、その材料になる結晶が大量に形成される場合もあり、どちらにしても、それらが粘膜を刺激し、炎症を起こします。特発性は、感染や結石のような明らかな原因はないものの、炎症が起こるタイプで、はっきりとした原因はわかっていません。

膀胱炎は性別に関係なく見られる病気ですが、メス猫よりもオス猫には要注意です。それは、オスの尿道が細いため、結石の破片や結晶の集塊(しゅうかい:多くの物が集まった塊)、炎症で生じた物質が、尿道の閉塞を起こす危険性が高いためです。

腫瘍も正常な組織を圧迫したり、傷つけたりして、また、腫瘍自体が自壊して出血する場合があります。なお、腫瘍は中高齢の猫でよく見られる疾患です。

猫の血尿の対処法は?

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猫が血尿した場合は、症状がいつから始まったのか、1日に何回くらいトイレに行くのか、そのうち血尿をしているのは何回か、排尿姿勢をとってから排尿するまでの様子などを確認してください。また、腎臓や膀胱の腫瘍から出血をしていたり、悪性腫瘍が原因の場合もあるため、早急な受診が必要です。通常、膀胱炎や結石による血尿で突然全身状態が悪くなってしまうようなことはありませんが、完全な尿路閉塞が起こってしまうと急性腎不全を起こし命に関わります。

猫の血尿を予防するには?

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猫の血尿を予防するためには、日頃からどのようなことに気をつけておくと良いのでしょうか。

ストレスをできるだけ与えない

完全に予防をすることは難しいですが、特発性の場合は、ストレスフリーな生活によって血尿リスクの低減が期待できます。適度な運動や、日頃の食事、特に精神的に安定する成分が配合されたフードを与えるとより効果的といわれています。

水分を多くとるように工夫する

飲水量を増やすことで、膀胱炎や尿石症のリスク軽減が期待できます。

猫ちゃんはあまり積極的にお水を飲まない子も多いので、お水の数を増やす、与え方を変えてみる、ウェットフードをあげるなど、水分をとれる工夫をしてあげましょう。

そうすることで、尿量が増えて排尿回数が多くなるため、膀胱内をきれいに保つことに繋がります。

病院に行くべき症状は?

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以下のような場合は、早急に動物病院を受診しましょう。

  • 元気や食欲がない
  • 吐いている
  • 頻繁にトイレに行っているが、ほとんど出ていない
  • 血尿の程度がひどい(ほとんど血液が出る)

愛猫のもしもに備えて保険に加入しましょう

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あなたの愛猫をより長く大切に育てるために、ペット保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

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いかがでしたか。今回は猫の血尿の原因や予防法、病院に行くべき症状について解説しました。排尿の我慢によって血尿の原因となる膀胱炎を引き起こすことがわかっています。猫は寒かったり、めんどうくさかったり、トイレが汚かったりすると排尿を我慢する傾向があります。そのため、トイレをいつも清潔に保つことや、こまめな水分補給が泌尿器系のトラブルの予防になります。また、膀胱炎や尿石症は再発も多いので、症状がなくても定期的におしっこ検査に行くようにすればさらに安心ですね。