犬と猫のペット保険|いぬとねこの保険

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猫の適切な食事回数は?ごはんの適切な量や、回数を分けるメリットも解説

愛猫の健康維持のためには、日々の食生活がポイントです。猫は、1日の食事を複数回にわけて食べる性質があるため、その性質に従った給餌が大切です。また、子猫や成猫、体重などの個体差によっても食事の回数や量が異なります。

そこで今回は、猫の適切な食事回数と量、回数を分けるメリットについて解説します。猫を飼われている方はもちろん、これから猫をお迎えするという方も、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

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猫の適切な食事回数・量は?

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猫の体重や運動量、去勢しているか否かによっても適切な食事量が異なります。以下の表を参考に、日々の食事を見直してみましょう。


体重(kg) 給与量(g/日)
2.0~4.0 30~45
4.0~6.0 45~60
6.0~8.0 60~75


また、猫の1日あたりの食事の回数に明確なものは決まっていませんが、目安として回数は2〜4回に分けて与えるとよいでしょう。食事の直後にフードを吐き戻してしまう場合、少量かつ頻度を増やすなどの対策をしに与えてみると吐き戻しを軽減できることがあります。

本来の猫の食事スタイル

本来の猫の食事スタイルは、一度に大量に食べるのではなく、何度かに分けて食べる習性があります。また、ニオイが敏感なため少しでも鮮度が落ちたものは好みません。そのため、食物を保存したりキープしておくことはなく、お腹が減ったらその度に狩りをするというスタイルでした。

一方で、現在の飼い猫は人間と一緒に暮らすようになったことで、当時とはライフスタイルが大きく変化しました。食事は、飼い主さんが用意してくれるため自分で狩る必要はなく、新鮮で栄養バランスが考慮された食事が毎日与えられます。しかし、その生活の中でも野生時代の名残がみられます。例えば、お皿に盛られたキャットフードを数回に分けて食べたり、動くものに敏感に反応するといった狩猟本能による行動などがみられます。

猫の状態に合わせて変えよう

上記で適切な食事回数と量を解説しましたが、あくまでも目安です。猫の健康状態や体調の変化に合わせて、食事の量や回数を変えるのが理想です。以下の3つの事項を参考に、日々の食事を見直してみましょう。

▶︎活発な猫の場合:上記の表の1.5倍程度の給与量を目安に食事を与える
▶︎肥満気味の猫の場合:おやつ(間食)を控える、低カロリーのフードに替えるなど、摂取カロリーを抑える
▶︎妊娠期や授乳期の猫の場合:通常の2〜4倍のエネルギーが必要。栄養価の高いものを与える。

おやつを与える回数・量は?

おやつ(間食)の量は、1日に必要なエネルギーの20%以内に抑えるようにします。市販されているフードのパッケージに表示されている給与量を守り、適正体重を維持できるように心がけましょう。

1日分の「おやつ(間食)」の量は以下のような計算になります。
猫の1日に必要な摂取カロリー(中央値)×おやつ(間食)の割合=おやつ(間食)の量

例えば、体重4kgの成猫の場合で計算してみましょう。体重4kgの成猫において、1日に必要な摂取カロリーは160kcalといわれています。そのため、計算式は以下の通りとなり、おやつのカロリーを32kcalと割り出せます。

160kcal×0.2(20%)=32kcal

猫の食事回数を分けることのメリットは?

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猫の食事回数を分けることは、猫にとっても飼い主にとってもさまざまなメリットがあります。ここではそれぞれのメリットをご紹介します。

猫にとってのメリット

猫の食事回数を分けることは、猫の健康管理にもつながります。

1つ目は、食欲を抑え肥満防止に繋げられることです。一度の食事量が多いほど、血糖値の上昇や、使われない糖質が脂肪として蓄積されやすく、肥満になりやすい傾向があります。そのため、肥満傾向の愛猫には、1回の食事量を減らし回数を増やすなどの工夫が効果的です。

2つ目は、酸化のリスクが抑えられ、鮮度の高いフードを食べられることです。食べ物は、空気に長い時間触れるほど鮮度が落ちてしまいます。猫は嗅覚と味覚が優れており、鮮度の落ち度に非常に敏感です。また、鮮度が落ちたフードを食べることで嘔吐や下痢など、体調不良を引き起こす可能性もあります。

3つ目は、嘔吐の防止です。猫はさまざまな理由で嘔吐を頻発します。そのうちの1つに、空腹時の食事が原因として挙げられます。猫は空腹時にフードを食べると嘔吐しやすい傾向があります。そのため、小腹を満たしながら食事をすることで、嘔吐の防止につながります。

飼い主(人間)にとってのメリット

猫の食事回数を増やすことは、猫だけでなく飼い主さんにとってのメリットもあります。
それは、食事のコントロールがしやすいことです。1回にきちんとした適切量を与えることができ、食べ過ぎを防止することができます。特に多頭飼いの場合、各自の食欲や健康状態に合わせ、1回に適切な食事量を与えることができます。

子猫や療養中の猫は食事回数を決めた方がいい場合もある

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子猫や病気の治療中の猫は、消化器系が未発達または免疫が低下しているため、飼い主さんがしっかりと食事管理をする必要があります。そのためには、食事回数を決めた方がコントロールしやすいでしょう。子猫は空腹状態が続くと、血糖値が急激に下がり低血糖症になってしまうケースもあります。低血糖症は、重篤なものでは死に至る場合もあるので注意が必要です。

愛猫のもしもに備えて保険も検討を

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あなたの愛猫をより長く大切に育てるために、ペット保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

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いかがでしたか。本記事では、猫の適切な食事回数と量、食事を複数回に分けるメリットについて解説しました。飼い主さんが、愛猫の食事回数と量を把握し適切にコントロールすることが、愛猫とより長く健康的で楽しい生活を送るための秘訣です。しかし、飼い主さんの管理にも限界があります。そういった万が一のときに備え、ペット保険への加入も検討してみても良いかもしれません。