犬と猫のペット保険|いぬとねこの保険

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サバンナ(サバンナキャット)の保険 | 性格・寿命・飼い方のコツなどを解説

野生猫であるサーバルキャットとイエネコの交配によって誕生したサバンナ。ワイルドな雰囲気とその希少性から、猫好きの間では「憧れの猫」といわれています。サバンナは野生猫から派生しているため、病気には強い猫種ではありますが、気をつけるべき病気もあります。大切なサバンナと少しでも長く生活するために、今後発生しうる医療費を考慮してペット保険を選びましょう。ご自身の予算やニーズに合ったペット保険を選ぶために、この記事ではサバンナの性格や飼い方、かかりやすい病気・ケガなどを解説します。

サバンナ

サバンナの主な特徴

サバンナ、外、日向ぼっこ

体格・サイズ

サバンナは交配世代によってF1(第一世代)からF7(第七世代)まで分類されており、世代の違いによって大きさには多少の違いがありますが、オスが7〜13kg、メスが6〜10kg程になります。F4以降は10kgを超えることはほとんどありません。体長は約50cm〜80cmと一般的な猫よりも一回り大きな体つきをしていて、メスよりもオスの方が大きい傾向があります。

見た目

細長い尻尾と前足に比べて後ろ足が長いのが特徴的で、全体的にスリムな見た目をしていますが、その見た目とは裏腹に筋肉質な体型をしています。非常に高いジャンプ力を持っていて、垂直跳びで2.5m飛ぶこともあるそうです。顔はきりっとつり上がったアーモンド型の瞳と、逆三角形の頭に大きな耳が立っているのが特徴です。また、目頭から鼻にかけて、野生のサーバルキャットやチーターが持っている、ノーズラインのような美しい黒いシャドーが入っています。F1に近いほどサーバルキャットの遺伝子含有率が多く、野生的な要素を強く引き継いでいるので、F1とF2のサバンナは爪や牙が鋭い個体が多い傾向があります。

ベンガルやサーバルキャットとの違い

ベンガルはサバンナと見た目が非常に似ている猫種です。野生のヤマネコとイエネコの交配によって誕生した点は同じですが、元になったヤマネコは違います。サバンキャットはサーバルキャットから派生した猫種なのに対し、ベンガルはアジアンレパードから派生した猫種です。また、サーバルキャットはサバンナの祖先にあたるヤマネコです。2020年6月1日から動物愛護管理法により、愛玩目的で新たに飼育することが禁止されています。

サバンナの性格は?

サバンナ、顔、見つめる


野生猫の血を引くサバンナですが、社交的で人懐っこく、甘えん坊な性格をしています。飼い主だけでなく、子どもにも懐くのでペット向きの猫種だといえます。また、サバンナは野生猫の遺伝子が入っているので運動も大好きです。水を怖がらない個体も多く、水遊びをすることも多くあります。加えてサバンナの知能はとても高く、しつけもしやすいのですが、賢いがゆえにドアを開けたり蛇口をひねるなど高度ないたずらを覚えてしまうこともあります。いたずらは構ってほしいサインです。サバンナは寂しがりやなので、沢山愛情を込めて育ててあげましょう。

サバンナの誕生と歴史

サバンナ、子猫、様子を窺う


サバンナの起源は、1986年にアフリカン・サーバルとイエネコを交配させたのが始まりだといわれています。ベンガルのブリーダーをしていた繁殖者のジュディ・フランクはサーバルとサイアミーズを交配させ、第一世代(F1)である「サバンナ」が誕生します。この出来事は多くの人を引きつけましたが、猛獣であるサーバルをイエネコとの交配ができるまで飼い慣らすことは非常に難しいことに加え、サーバルには保護条例や飼育規制があるため、個体を手に入れることも簡単ではありません。また、野生猫との交配による倫理観の問題も多くあり、交配活動は難航します。しかし、さまざまな研究を重ねた結果、1996年に第二世代(F2)が誕生し、その後第三世代、第四世代と交配に成功していきました。F1のサバンナの誕生から10年経った1996年、2人のブリーダーによりサバンナのスタンダード(猫種標準書)が書かれましたが、ここでも飼い猫に希少な野生猫の血を入れることやそれをペットにすることについての倫理的な問題が起こりました。その後、多くの話し合いが持たれた結果、サバンナは2001年に新しい猫の品種として猫の血統登録機関である「TICA」に正式に認可されました。キャットショーに出演可能になったのは2012年になってからなので、比較的新しい猫種といえます。

サバンナの飼い方とポイント

サバンナ、横になる、スタジオ

運動について

活発で豊富な運動量を必要とするサバンナは、運動するための十分なスペースが必要となります。運動不足だとストレスが溜まってしまうので、大型のサバンナが走り回れる広いスペースの確保や、強度のしっかりとしたキャットタワーやキャットウォークなどを準備してあげましょう。また、サバンナの鳴き声は大きいので、周辺に迷惑にならないような環境作りを心がけましょう。

飼育環境について

F1〜F3のサバンナは飼育許可をとる必要があり、専用のケージを準備し、家の外に出さないことが条件となります。賢いため、鍵を開けてしまうこともあるので戸締りをしっかりと行いましょう。また、仮に鍵を開けてしまっても外に出れないような脱走対策を行うことも大切です。サバンナは社交性が強く、犬や子どもと仲良くできる猫種ではありますが、大人の目が行き届かない状況で、小動物や赤ちゃんと過ごさせるのは控えましょう。野生猫から派生しているため、小動物はハンティングの対象になってしまう危険があります。

コミュニケーション・しつけについて

サバンナは非常に賢く、コミュニケーションを取りやすい性格をしているので、しつけをしやすい猫といえます。学習能力が高いゆえに良いことも悪いこともすぐに覚えてしまうので、早いうちから危険なことをしないように教えていきましょう。

お手入れ方法について

サバンナは短毛種なので、お手入れは週に1回ほどのブラッシングで十分です。また、猫には珍しく水を怖がらないので、定期的にシャンプーをしてあげると良いでしょう。

サバンナの毛色の種類

サバンナ、上を見る、スタジオ


短毛でありながら、柔らかいアンダーコートが特徴のサバンナは毛色の種類が豊富な猫種です。公式で認められている毛色は「ブラウンスポテッドタビー」「シルバースポテッドタビー」「ブラック」「スモーク」の5種類ですが、そのほかにも「ブラックシルバー」や「ブラックスモーク」など個性的な毛色をしている個体も多く存在しています。

サバンナの平均寿命

サバンナ、寝そべる、見つめる


サバンナの平均寿命は17〜20歳といわれています。猫全体の平均寿命が14〜15歳なので、比較的長生きする猫種といえます。サバンナは他の猫と比べて野生の血が多く入っている分、丈夫な猫種です。日頃から食事管理や運動量に気を遣い、ストレスがかからない飼育環境を用意することで、長生きしてくれるでしょう。

サバンナがかかりやすい病気

サバンナ、寝そべる、リラックス


サバンナは野生猫のサーバルキャットから派生しているため、基本的には丈夫な猫種です。病気には強く、感染症や親からの遺伝性疾患もあまり心配する必要はありません。しかし、イエネコとヤマネコの同科異種交配から誕生しているため、血液系の免疫疾患などにも気をつける必要があります。加えて、猫全般的に気をつけるべき泌尿器系の病気には注意が必要です。運動量が多いので高たんぱく・高カロリーなフードは必須ですが、泌尿器に負担をかけない脂肪分の少ないフードをあげるのがおすすめです。

愛猫のもしもを考えて、ペット保険も検討しませんか?

ペット保険、イラスト、英語


サバンナはサーバルの血を引き継いでいることから、他の猫種と比較すると健康的で丈夫な猫種です。しかし、同科異種交配による血液系の免疫疾患や臓器の疾患にかかる可能性もあり、病気によっては突発的に高額な手術が必要になる場合もあります。

サバンナを安心して育てるためには、もしもの時に備えてペット保険に入ることをおすすめします。高額になりがちなペットの診療費に備えることで、いざという時に十分な治療を受けさせることができます。

まとめ

サバンナ、上を見る、スタジオ


猛獣の血を引きながらも、人懐っこく愛嬌抜群なサバンナ。比較的丈夫な猫種ではありますが、血液系の免疫疾患や、猫全般的にかかりやすい泌尿器科系の疾患には注意が必要です。ペット保険に加入することで、もしもの時に安心して治療ができます。ペット保険にはさまざまなプランがあり、どれも補償内容が異なります。サバンナがかかりやすい病気を理解し、必要性に応じたペット保険を選べるようにしましょう。

猫種分類表

猫は猫種によってサイズによって保険料のちがいはございません

下記は大まかな猫種を記載させていただいておりますが未記載の猫種であっても保険料は同じです。

猫種