犬と猫のペット保険|いぬとねこの保険

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トンキニーズの保険 | 種類や性格は?飼い方やなりやすい病気について解説!

滑らかでスタイリッシュな体と美しい瞳の色が特徴的なトンキニーズ。好奇心旺盛で大胆な一面もあることから、成猫になっても子猫のような愛らしさがある人気の猫種です。大切なトンキニーズと少しでも長く生活するために、今後発生しうる医療費を考慮してペット保険を選びましょう。ご自身の予算やニーズに合ったペット保険を選ぶために、この記事ではトンキニーズの性格や特徴、かかりやすい病気・ケガなどを解説します。

トンキニーズ、全身、スタジオ

トンキニーズの性格や特徴

トンキニーズ、野外、寝そべる


トンキニーズはアメリカ合衆国で作出された、新しい猫の品種です。ペルシャ猫とシャム猫の特徴を持ち合わせており、瞳の色はアクア(水色)を始め、ブルーやグリーンなどと豊富なバリエーションを持っています。ここからは、トンキニーズの性格や毛色などについて詳しく解説します。

トンキニーズの性格

トンキニーズはシャム猫の臆病だけど飼い主が大好きな性格と、バーミーズの遊び好きな性格を併せ持っているため、非常に人懐っこい性格をしています。また、「やんちゃな猫」といわれるほど元気で、よく動き回ります。持ち前の無邪気さで小さな子どもや他の猫とも仲良くすることができるので、多頭飼いにも向いているといえます。
その活発さから飼いにくいと噂されることもありますが、実際は他の猫種と比べて特別飼いにくい訳ではありませんよ。

トンキニーズの特徴・毛色

トンキニーズの見た目や毛色は、祖先であるシャムとバーミーズ両方の特徴を持っています。淡いポイントカラーはシャム、丸みのある顔つきやしっかりとした体格はバーミーズから引き継いでいます。また、シャム譲りのおしゃべり好きなところも引き継ぎ、シャムよりはソフトな鳴き声で長く鳴き続ける傾向があります。
静かに暮らしたい方にとってはうるさいと感じてしまうこともあるので注意が必要です。

トンキニーズの被毛は、シャム猫のように短毛で光沢があって触り心地が良く、高級な毛布のように艶があるのが特徴です。また、毛色はシャムとバーミーズ両方の毛色を持ち合わせているのでバリエーションが豊富です。代表的なカラーはナチュラルミンク・シャンパンミンク・ブルーミンク・プラチナミンクの4種類。ミンクとはボディのカラーが均一であり、ほとんど陰りがない毛色のことを指します。

トンキニーズの歴史や起源

トンキニーズ、室内、見つめる


トンキニーズはシャムとバーミーズから人為的に作り出された雑種の猫です。
実は、バーニーズとシャム、トンキーズの3つの猫種の関係は非常に密接的で、両親が両方トンキニーズであっても、シャムやバーミーズの子猫が生まれることがあるのです。
これは、そもそもバーミーズ自体がシャムの異種交配から生まれた猫種であるためです。
トンキニーズは「戻し交配」という繁殖技術で誕生した猫種で、その誕生経緯は少々複雑なものとなっています。

1930年、アメリカの軍人だったトンプソン氏がミャンマーからアメリカに1匹のチョコレート色の被毛を持つメス猫を持ち帰りました。その猫はウォン・マウと名付けられ、トンプソン氏は、まずウォン・マウとシャム猫を交配させました。ウォン・マウにはシャム猫の血が入っていたので、これが最初の戻し交配となります。
そして、ここで生まれた子猫を母猫のウォン・マウと交配させ、タイプが異なる3匹の子猫が生まれました。
1匹目はシャム猫の特徴が強いタイプ、2匹目はブラウン単色の被毛を持った猫(バーミーズ)、そして3匹目が母猫のウォン・マウと同様に美しい茶色の被毛に濃いポイントを持っており、この猫こそが最初のトンキニーズとなったのです。 バーミーズとトンキニーズはシャム猫から派生した、兄弟猫であり、いとこ猫でもあったのです。

その後トンキニーズは、順調に繁殖し続けると思いきや、交配が進むにつれて、毛色が淡色化してしまい、トンキニーズの特徴を失い始めてしまいました。
このような経緯から、猫の決闘登録団体は、近親交配への懸念から、トンキニーズの品種登録を見送るようになってしまいましたが、トンキニーズを愛好する繁殖家がトンキニーズ協会を設立し、根気強く選択繁殖を続けた結果、トンキニーズが確立しました。

粘り強い努力の結果、1974年にカナダで初の新猫種登録を受けると、その後にはアメリカやヨーロッパ諸国でも公認されるようになりました。

トンキニーズの飼い方

トンキニーズ、寝る、室内


トンキニーズは運動が大好きな猫種なので、キャットタワーを設置して上下運動ができるようにしてあげるとよいでしょう。また、一緒に遊ぶことも大好きなので、時間を確保しておもちゃなどで遊んであげるようにしてください。

また、好奇心旺盛な性格をしているがゆえに、一度外へ脱走してしまうとなかなか戻ってこなくなる可能性があります。トンキニーズは社交的なので、外に興味を持っている様子であれば、リードをつけてお散歩に行くこともできますよ。

また、食事は動物性たんぱく質が豊富な総合栄養食を与えるようにしましょう。
トンキニーズは遺伝性疾患は少ない猫種ですが、皮膚疾患には注意が必要なので、皮膚や被毛の健康維持に役立つ食材を使用したフードを選ぶのもおすすめです。

トンキニーズは短毛種でシングルコートなのでお手入れは比較的簡単です。
1日1回のブラッシングをマッサージのようにしてあげましょう。

トンキニーズをお迎えする方法

トンキニーズ、子猫、2匹


トンキニーズを家族としてお迎えしよう!と思った際に、一体どこで探せばいいのでしょうか。ここからはトンキニーズとの代表的な迎え入れ方の3つの方法をご紹介します。

トンキニーズをペットショップで探す

ペットショップでもトンキニーズをお迎えすることができます。ペットショップにはトイレやフード、ゲージなど、育てるうえで必要な用品をすべて揃えることができるというメリットがあります。しかし、トンキニーズは珍しい猫種であり、出会えない可能性も高いため、トンキニーズを取り扱っているかを事前に確認してから行くようにしましょう。

トンキニーズをブリーダーから紹介してもらう

トンキニーズと出会う方法の1つが、ブリーダーから紹介してもらうことです。インターネットで検索して見つけることができます。この方法は、ブリーダーが子猫の性格や特徴、クセなどを把握していることから、理想の子猫を見つけられる可能性が高くなるというメリットがあります。育ってきた環境など、ブリーダーにトンキニーズについて質問できるのも心強いポイントです。ブリーダーによって費用が異なるため、事前におおよその費用を聞いておくようにしましょう。

トンキニーズの里親になる

里親制度を利用して、トンキニーズをお迎えすることも方法の1つです。飼い主を探している保護猫を譲り受けるため、費用を抑えられるというメリットがあります。また殺処分される可能性のある猫を救うこともできます。しかし、ペットショップと同様に、希少性の高いトンキニーズの保護猫がいる可能性は低いといえるでしょう。

トンキニーズの気をつけたい病気

トンキニーズ、水を飲む、室内


トンキニーズは遺伝性疾患にかかりやすいシャム猫やバーミーズがベースですが、慎重に交配されたため、遺伝性の病気は少ない猫種です。
しかし、気をつけるべき病気はいくつかありますのでご紹介します。

糖尿病

糖尿病は、人間と同じようにインスリンが足りない、もしくは正常に働かないことにより、血中の糖が増える病気です。多飲多尿の症状が見られたり、食欲はあるのに急激に痩せるなどの症状が見られたら糖尿病を疑ってください。糖尿病の予防には肥満にさせないことが重要なので、日々の食事管理はしっかりと行いましょう。

慢性腎不全

腎不全とは、腎臓機能の低下により、腎臓の機能が十分に働かなくなってしまう状態をいいます。原因はさまざまですが、腎臓の機能の75%が障害されるまでは目立った症状が出ないため、気付きにくい病気といわれています。進行が進むと多飲多尿を引き起こし、元気や食欲が落ちる、吐き気や嘔吐といった症状があらわれます。一度悪くなった腎臓は治りませんが、早期発見できれば進行を遅らせることができるので、定期的に検査を受けることが重要です。

皮膚の病気

トンキニーズは皮膚疾患にかかりやすい猫種です。発症すると、細菌や真菌、ダニなどが原因で皮膚に炎症が起こります。フケが多くなったり、異常に毛が抜ける場合はこの疾患の可能性があります。日頃から猫の皮膚に異常がないかチェックを行い、症状が見られた場合はかかりつけの病院につれていきましょう。予防としては、定期的なブラッシングや保湿などのスキンケアを行うことや、湿度温度の管理などが挙げられます。また、ストレスから過剰に毛づくろいをして皮膚病になる場合もあるので、ストレスがかからない環境作りも大切です。

トンキニーズを長く過ごすなら、日本ペット少額短期保険株式会社のペット保険へ

トンキニーズはシャム猫やバーミーズと比べると遺伝性疾患にかかりにくい猫種ではありますが、さまざまな病気にかかる可能性もあります。病気によっては高額な手術が必要になったり、長期にわたって治療が必要になったりする場合もあります。
トンキニーズを安心して育てるためには、もしもの時に備えてペット保険に入ることをおすすめします。高額になりがちなペットの診療費に備えることで、いざという時に十分な治療を受けさせることができます。

まとめ

今回は、トンキニーズについて、その特徴や飼い方・しつけ方のコツ、かかりやすい病気などを解説しました。シャム猫とバーニーズのいいとこ取りをしている魅力的な猫、トンキニーズ。トンキニーズの寿命を少しでも長くするには、かかりやすい病気を理解し、対策をすることが重要です。万が一の時には、高額な医療費が発生するかもしれません。ペット保険に加入することで、緊急事態にも冷静に対応できます。ペット保険にはさまざまなプランがあるため、ご自身の予算やニーズに合った適切なものを選びましょう。

アルファ動物病院院長鍋島先生

監修獣医師

鍋島淳 (アルファ動物病院院長)

東京大学卒業後、同大学付属動物病院にて研修。
1979年東京都葛飾区に動物病院を開院、院長に。現在に至る。
東京都獣医師会所属。

<アルファ動物病院>

猫種分類表

猫は猫種によってサイズによって保険料のちがいはございません

下記は大まかな猫種を記載させていただいておりますが未記載の猫種であっても保険料は同じです。

猫種