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ミニチュア・シュナウザーの特徴は?性格や寿命、しつけ方、かかりやすい病気を解説

ミニチュア・シュナウザーは、おじいさんのような口ひげや垂れ耳を持ち、可愛らしいビジュアルと明るく賢い性格で人気の高い犬種です。初心者にも飼いやすい犬種といえますが、注意すべき病気やケガも存在します。ミニチュア・シュナウザーを飼うにあたって、かかりやすい病気やケガを理解し、今後発生しうる医療費を見据えてペット保険を選ぶことが大切です。

この記事では、ミニチュア・シュナウザーの特徴や性格・寿命やしつけ方、かかりやすい病気などについて解説します。おすすめのペット保険についても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

ミニチュア・シュナウザー

ミニチュア・シュナウザーの特徴・歴史

ミニチュアシュナウザー、カーペット


おじいさんのような口ひげと眉毛・垂れた耳が特徴的なミニチュア・シュナウザー。日本では、シュナウザーといえばミニチュア・シュナウザーを思い浮かべる人が多いほど、人気の高い犬種です。ネズミ駆除として活躍してきた過去を持ち、そこから口ひげが発達したと言われています。

聴覚が非常に優れている一方、味覚は鈍いのも特徴です。歯が交互に噛み合う独特な噛み合わせは、「シザーズバイト」と呼ばれます。なお、テリアと外見が似ていますが、テリアの仲間ではありません。

以下では、ミニチュア・シュナウザーの特徴や歴史などについて解説します。

体格・サイズ

ミニチュア・シュナウザーは、小型犬に分類されます。体重は約4.5〜7kg程度、体高は30〜35cm程度です。体高と体長がほぼ同じサイズで、スクエア形の体型をしています。小型ですが、頑丈でしっかりした体格なのが特徴です。筋肉質でバランスのとれた、美しい体をしています。

被毛

ジャパンケネルクラブは、ミニチュア・シュナウザーの被毛のカラーとして、ブラック、ソルト&ペッパー、ブラック&シルバー、ホワイトの4色を標準としています。なかでも多いのが、ソルト&ペッパーです。退色や変色を起こしやすいという特徴があります。

ミニチュア・シュナウザーの被毛は、硬い毛と柔らかい毛に覆われたダブルコートです。非常に硬い毛を持つ子もいれば、細くカールした毛を持つ子もいます。ダブルコートのほかの犬種と比べると抜け毛が少ないです。抜け毛は少ないですが、伸びて絡まりやすいため、こまめなブラッシングが欠かせません

寿命

ミニチュア・シュナウザーの平均寿命は12〜15歳前後といわれています。小型犬のなかでも平均的な寿命です。

歴史

ミニチュア・シュナウザーの祖先はスタンダードサイズのシュナウザーであり、ドイツで生まれました。シュナウザーは「ひげ」という意味です。もともとシュナウザーは、農家でネズミ駆除や家畜の誘導として活躍する使役犬であり、かつては「ピンシャー」と呼ばれていました。シュナウザー独自の口ひげは、ネズミや害虫に噛まれないよう口周りを保護するために生えている、とされています。

その後、アメリカに渡ると小型化が進み、現在の姿が確立されました。使役犬だけでなく愛玩犬としても買われるようになり、アメリカでは多くの有名人や俳優から愛されてきました。ブルース・リーの愛犬だったことでも知られています。

ミニチュア・シュナウザーの性格は?

ミニチュアシュナウザー、ケーキ


ミニチュア・シュナウザーは、明るく好奇心旺盛で、遊ぶのを好む活発な性格です。知能も高く、飼い主とコミュニケーションを取れるとも言われています。飼い主に従順であり、愛情深く親しみやすいです。家族と一緒に過ごすことを好みます。知的で、しつけも比較的すぐに覚えてくれやすいです。

オスとメスで性格は違うの?

ミニチュア・シュナウザーは、オスとメスで若干性格が異なります。オスは活発で勇敢な性格を持つ一方、メスは比較的おとなしく、のんびりした性格の持ち主です。どちらも明るく活発な性格を持ちますが、このように微妙に違いがあります。

もちろん、1匹ずつ性格は異なるため、性格をチェックしたうえでご家庭に合う子を選びましょう。

ミニチュア・シュナウザーの飼い方とポイント

ドッグフード

食事について

ミニチュアシュナウザーは肥満になりやすいため、食事管理が必須です。主食としては、必要な栄養素がバランスよく含まれている総合栄養食を選びましょう。一般食は、食いつきを重視しているため、主食には不十分です。

また、犬は年齢ごとに必要な栄養素の量が異なるため、年齢や目的に合わせて適切なフードを選びましょう。

食事量や頻度は、時期によって調整が必要です。年齢ごとに目安となる食事量は、ドッグフードのパッケージに記載されているため、参考にしてください。子犬の時期は、一度に多くの食事を与えても栄養を吸収しきれません。吸収しやすいよう、1日3〜4回に分けて与えましょう。子犬の時期は消化器官が十分に発達していないため、消化しやすいようにお湯やミルクでふやかしてあげることが大切です。成犬期は1日2回、高齢期は、1日3~4回を目安に、体重の増減や体調に合わせて調整しましょう。

運動について

ミニチュアシュナウザーは小型犬ですが、体を動かすのを好むため、十分な運動量を確保してあげましょう。1日2回、それぞれ30分ほど体を動かす時間をとると良いです。ただし、暑さに弱いため、夏場の散歩は控えめにしたり、朝夕の涼しい時間帯を選んだりといった工夫が大切です。

お手入れについて

ミニチュア・シュナウザーの被毛はダブルコートで、抜け毛は少ないですが毛玉ができやすいです。スリッカーブラシやコームなどを用いて、定期的にブラッシングをしてあげましょう。特に脇の下周辺は毛玉ができやすいため、念入りに行ってください。ブラッシングには血行を促進する効果もあるため、スキンシップの意味もこめて毎日行うのが理想です。

また、足の裏の被毛が伸びると、滑りやすくなって足腰を痛めてしまうリスクがあります。2週間に1回程度、ペット専用のバリカンで毛も刈ってあげましょう。

皮膚を清潔に保つために、シャンプーもおすすめです。ミニチュア・シュナウザーは皮膚が強くないため、シャンプーは月に1回程度行いましょう。皮膚が荒れないよう、皮膚に優しい無添加・無着色・無香料のシャンプーやリンスを使用すると良いです。

ミニチュア・シュナウザーのしつけ・トレーニング方法

ミニチュアシュナウザー、テラス

飼い主が上の立場であると認識させる

ミニチュア・シュナウザーは賢いため、甘やかしすぎると自分が上の立場であると思ってしまいます。そうなると、飼い主の指示を聞いてくれなくなってしまうため、しつけの際は必ず飼い主が上であることを認識させることが必要です。

散歩の時は飼い主が前を歩く、吠え続けても無視せず、落ち着いてからご飯をあげたり散歩に出かけたりする、などの行動で、主従関係を築きましょう。

ミニチュア・シュナウザーの問題行為として多く見られるのが、無駄吠えと甘噛みです。ミニチュア・シュナウザーは、気が強い一面を持つため、場所を問わずよく吠える傾向にあります。また、飼い主と遊んでいるうちに興奮して、甘噛みをしてしまうことも多いです。甘噛みは、エスカレートすると怪我の恐れがあります。無駄吠えや甘噛みを見逃すのではなく、落ち着くまで待ってから構ってあげましょう。なかなか治らない場合、ストレスによるものである可能性が高いため、運動量を増やしたり、環境を見直したりすることが有効です。

ほめて伸ばす

しつけの際は、ほめて伸ばすことが効果的です。何かができたときに大袈裟なほど褒めることで、「そのとおりに動けば褒めてもらえる」とミニチュア・シュナウザーが学習し、トイレの場所やおすわりなど、さまざまなしつけを覚えてくれるでしょう。

頭ごなしに叱ると、信頼関係が築けなくなり、言うことを聞かなくなってしまう場合があります。

社会化訓練を行う

ミニチュア・シュナウザーは明るい性格の持ち主ですが、警戒心が強い一面も持っています。また、飼い主を独占しようとする傾向があるのも特徴です。そのため、子犬の時期に社会化訓練を行う必要があります。

犬は、生後3ヵ月程度までを社会化期と呼び、この期間に触れ合ったものや環境に順応しやすくなるという習性があります。この時期に積極的に外に出かけたり、ほかの人・犬と触れ合ったりすることで、外部に強い警戒心を抱きにくくなるのです。

ミニチュア・シュナウザーがかかりやすい病気

ミニチュアシュナウザー、ソファ、舌


ミニチュア・シュナウザーがかかりやすい病気には、以下のようなものがあります。

  • 食物アレルギー(食物過敏症)
  • 外耳炎
  • 乾性角結膜炎
  • 胆嚢粘液嚢腫
  • 胆石症
  • 急性膵炎
  • 洞不全症候群
  • フォンビレブランド病

食物アレルギー(食物過敏症)

ミニチュア・シュナウザーは、食物アレルギーになりやすいと言われています。食物アレルギーでは、アレルギーを引き起こす物質を摂取することでさまざまな症状が起こります。原因となる食べ物にはさまざまな種類がありますが、主に牛肉・鶏肉・卵・乳などで発症することが多いです。症状としては、消化器症状や皮膚炎などが挙げられます。

外耳炎

外耳炎は、傷や耳ダニの感染などにより、外耳に炎症が起こります。ミニチュア・シュナウザーは垂れ耳で耳の中の通気性が悪いため、外耳炎を発症しやすいです。放置すると、炎症が内耳や中耳へと広がり、内耳炎や中耳炎を引き起こします。耳をかく頻度が増えたり、臭いのあるベトベトとした耳垢が見られたりしたら、すぐに病院を受診しましょう。

乾性角結膜炎

乾性角結膜炎は、涙が少なくなって常に目が乾燥してしまう病気で、いわゆるドライアイです。光に過敏になるほか、目が傷つきやすくなったり、結膜炎になったりします。油っぽい目やにが発生する場合もあります。視覚障害につながるリスクもあるため、早期発見・早期治療が重要です。

胆嚢粘液嚢腫

胆嚢粘液嚢腫は、胆嚢内に粘液が過剰に蓄積し、溜まりすぎると胆嚢が破裂してしまう病気です。原因は明らかになっていませんが、胆嚢の運動性の低下や脂質代謝異常などが考えられます。症状としては、食欲がなくなったり、嘔吐や腹痛が見られたりします。

胆石症

胆石症は、胆嚢内に胆石ができてしまう病気です。無症状の場合も多いですが、胆汁の通り道である胆管に石が詰まると、食欲不振や嘔吐・腹痛などの症状が見られます。無症状で発見が遅れやすいため、注意が必要です。

急性膵炎

急性膵炎は、消化酵素が膵臓内で活性化されることで、膵臓に炎症が起こる病気です。食欲不振・腹痛・嘔吐・下痢などの症状が現れます。症状が進行すると、多臓器不全を引き起こし死亡するリスクもある危険な病気です。原因は明らかになっていませんが、肥満や高脂肪な食事が原因と考えられています。

胆嚢粘液嚢腫や胆石症、急性膵炎については、脂質代謝が問題である場合が多いため、低脂肪食を与えることで予防効果があります。

洞不全症候群

洞不全症候群は、心臓の洞房結節に機能障害が発生し、心臓が正常に拍動しなくなってしまう病気です。軽度なうちは無症状ですが、症状が進行して重度の不整脈が起こると、意識がなくなって倒れてしまいます。呼吸困難につながるリスクもあるため、注意が必要です。

フォンビレブランド病

フォンビレブランド病は、遺伝性の血液疾患で、止血に異常をきたす病気です。怪我や手術の際に、血が止まりにくくなります。フォンビレブランド病を発症した場合は、必要に応じて輸血を行うほか、ケガをしないよう細心の注意を払いましょう。

もしもの時に備えて、ペット保険に入るのが安心

ミニチュアシュナウザー、海岸


ミニチュアシュナウザーは、上記のようにさまざまな病気になるリスクがあります。そのほかの病気やケガを引き起こす可能性もあり、場合によっては長期の通院や高額な手術が必要になることもあるのです。ミニチュアシュナウザーを飼う際は、万が一の事態に備えてペット保険に加入し、高額な医療費に備えることが大切です。

ペット保険「いぬとねこの保険」には、補償内容ごとに、以下の3つのプランがあります。

①プラチナプラン(通院・入院・手術)
②ゴールドプラン(通院)
③パールプラン(手術)

さまざまな病気やケガなどのリスクに備えたい場合は、通院・入院・手術をフルカバーできるプラチナプランがおすすめです。
プラチナプランについてはこちらをご覧ください。

通院のみの補償を重視する場合は、ゴールドプランが向いています。回数上限なしで利用できるため、長期の通院が必要になった場合でも安心です。
ゴールドプランについてはこちらをご覧ください。

保険料をなるべく抑えながら、もしものリスクに備えたい場合は、手術のみをカバーするパールプランがおすすめです。高額な手術が必要になるリスクにも安心して対応できます。
パールプランについてはこちらをご覧ください。

ペット保険を選ぶ際は、飼い主のライフスタイルや経済力などに適したプランを選びましょう。

まとめ

ミニチュアシュナウザー、田んぼ、散歩


今回は、ミニチュア・シュナウザーについて、特徴やしつけ方・かかりやすい病気などを解説しました。おじいさんのような独特な見た目で人々を魅了するミニチュア・シュナウザーは、さまざまな病気にかかるリスクがあるため、病気やケガについて理解する必要があります。

ミニチュア・シュナウザーを長く大切に育てるためには、ペット保険の利用がおすすめです。ペット保険にはさまざまなプランがあり、予算やニーズに合った補償内容を選べます。愛犬の万が一のリスクに備え、安心して対応するためにも、ぜひペット保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。

アルファ動物病院院長鍋島先生

監修獣医師

鍋島淳 (アルファ動物病院院長)

東京大学卒業後、同大学付属動物病院にて研修。
1979年東京都葛飾区に動物病院を開院、院長に。現在に至る。
東京都獣医師会所属。

<アルファ動物病院>

犬種分類表

小型犬

中型犬

      ア行
  • アメリカン・コッカー・スパニエル
  • アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
  • アメリカン・フォックスハウンド
  • イングリッシュ・コッカー・スパニエル
  • イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル
  • ウィペット
  • ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
  • ウェルシュ・コーギー・カーディガン
  • ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
  • ウェルシュ・スプリンガー・スパニエル
  • ウェルシュ・テリア
  • エアデール・テリア
  • オーストラリアン・キャトル・ドッグ
  • オーストラリアン・ケルピー
  • オーストラリアン・シェパード
      カ行
  • 甲斐犬
  • キースホンド/ジャーマン・ウルフスピッツ
  • 紀州犬
  • ケリー・ブルー・テリア
  • コーイケルホンディエ
  • コリア・ジンドー・ドッグ
    1. サ行
  • サモエド
  • シェットランド・シープドッグ
  • 四国犬
  • 柴犬(小柴・豆柴を含む)
  • シャー・ペイ
  • ジャーマン・ポインター
  • スコティッシュ・テリア
  • スタッフォードシャー・ブル・テリア
  • スタンダード・シュナウザー
  • スタンダード・ダックスフンド
  • スタンダード・プードル
    1. タ行
  • チベタン・テリア
  • チャウ・チャウ
      ナ行
  • 日本スピッツ
    1. ハ行
  • バセット・ハウンド
  • バセンジー
  • ビアデッド・コリー
  • ビーグル
  • プーミー
  • プーリー
  • プチ・バセット・グリフォン・バンデーン
  • ブリタニー・スパニエル
  • ブル・テリア
  • フレンチ・ブルドッグ
  • ベドリントン・テリア
  • ボーダー・コリー
  • ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ
  • ボストン・テリア
  • 北海道犬
  • ポリッシュ・ローランド・シープドッグ
    1. マ行
  • ミニ・オーストラリアン・ブルドッグ
  • ミニチュア・ブル・テリア

大型犬

      ア行
  • アイリッシュ・ウルフハウンド
  • アイリッシュ・セター
  • 秋田犬
  • アフガン・ハウンド
  • アメリカン・ピット・ブルテリア
  • アラスカン・マラミュート
  • イングリッシュ・セター
  • イングリッシュ・ポインター
  • オールド・イングリッシュ・シープドッグ
    1. カ行
  • カーリーコーテッド・レトリーバー
  • グレート・デーン
  • グレート・ピレニーズ
  • グレーハウンド
  • コーカサス・シープドッグ
  • ゴードン・セター
  • ゴールデン・レトリーバー
  • ラフ・コリー
      ハ行
  • バーニーズ・マウンテン・ドッグ
  • ハリア
  • ブービエ・デ・フランダース
  • フラットコーテッド・レトリーバー
  • ブルドッグ
  • ブルマスティフ
  • ベルジアン・シェパード・ドッグ
  • ボクサー
  • ボルゾイ
  • ホワイト・シェパード・ドッグ
    1. マ行
  • マスティフ
    1. ラ行
  • ラージ・ミュンスターレンダー
  • ラブラドール・レトリーバー
  • レオンベルガー
  • ローデシアン・リッジバック
  • ロットワイラー
    1. ワ行
  • ワイマラナー

ミックス犬

  • 両親の犬種が分かっている場合(上記表内に対象の犬種がある場合)、いずれか大きい型に分類します。
  • 両親の犬種が不明の場合・両親のいずれかが不明の場合は、下記表のとおり分類します。

種類

生後8ヶ月未満

生後8ヶ月以上

体重

6kg未満

6〜20kg未満

20kg以上

10kg未満

10〜20kg未満

20kg以上

分類

小型犬

中型犬

大型犬

小型犬

中型犬

大型犬

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